電気泳動装置Mupid
Mupid®は、DNA・RNA・タンパク質を解析する電気泳動装置です。
「Mupid」は、DNA・RNA・タンパク質を解析する小型電気泳動装置として、ライフサイエンスを二十年以上にわたりサポートしてきました。最近のライフサイエンスの隆盛とともに、バイオ系研究者では知らない人はいないと言われるほどの大きな存在となっています。
簡易な操作性の泳動装置のスタンダードモデルとして認知されている「Mupid-2plus」や、7種類の電圧を出力可能で紫外光透過性の高いタンクでリアルタイム泳動観察など多くの機能を持った「Mupid-exU」、電気安全規格としてヨーロッパ地域で広く認知されるC E マークを取得している「Mupid-One」など国外へも活躍の場を拡げ、国内外ともに世界の研究所・大学で愛用いただいております。
「Mupid」は、電気泳動装置を中心とした製品群で研究を幅広くサポートしていますが、今後はさらに電気泳動の範疇を超えて、「扱いやすく高性能なライフサイエンスツール」というブランドイメージとして発展を続けていきます。応用分野としては医療・健康・食品・環境など、今世紀のキーワードとなる幅広い分野にわたり、また、その対象者も研究者だけではなく、中学・高校などの教育機関も含めた幅広い層へと拡大させていきます。
Mupidシリーズはライフサイエンスを縦横に拡大させ、より身近で有用な存在へと進化させることを目指しています。
電気泳動とは?
生物から核酸(DNAやRNA)を抽出し、その抽出物の同定や定量等を行うために電気泳動で確認を行います。PCR(Polymerase Chain Reaction)によりDNAを増幅したPCR産物への確認において頻繁に用いられています。個人鑑定、コメなどの産地判別の鑑定などで利用されるDNA型鑑定やサザンブロッティング、ノーザンブロッティング、電気泳動後のゲル抽出を行う際にも利用されるなど電気泳動は遺伝子に関する研究において、基礎的な実験の一つとして知られています。