ヒト由来の腸内細菌 コッカスAD株
コッカスAD株とは
菌のポテンシャルが大事
生菌の多くは胃酸や胆汁酸によって腸に届く前に死滅し、その多くは「異物」と見なされ排除され、ほとんど定着しません。
*例えば、免疫組織に作用するのは、菌の外膜成分や細菌核内のDNAやRNAなど「菌を構成する成分(=物質)」といわれています。
「生きているかどうか」ではなく、大事なポイントは菌がもつ「物質」としての「ポテンシャル」です。
コッカスAD株の種類
当社の代表的なコッカスAD株は次の4つになります。役割の違う乳酸菌は多様性を求める腸内フローラを整える手助けをします。
- エンテロコッカス・フェカリス
(コッカス菌AD101株) - 他の腸内細菌を増殖させる働きを持ち、最大4万倍まで増殖します。AD101株はヒト由来の善玉菌です。
- ラクトバチルス・ロイテリー
(コッカス菌AD302株) - 脂肪代謝に深く関わり、血中の中性脂肪やコレステロールに影響を与えます。また、お口の中の菌環境も良好にする能力を持っています。
- ラクトバチルス・アシドフィルス
(コッカス菌AD206株) - 乳酸菌の中でも特に乳酸をつくる能力が高く、有害物質をつくる悪玉菌の増殖を抑えます。
- ストレプトコッカス・
サリバリウス
(コッカス菌AD601株) - 食物繊維である「レバン」を生産する腸内細菌で、過剰に摂取した脂質の吸収を抑えます。